こんにちは、Green Livingのりこです。
お気に入りの観葉植物を飾るなら、鉢だけでなく、その下に置く台にもこだわりたいところ。小さな鉢は高さを出すと葉の表情が見えやすくなりますし、大きな鉢はキャスターがあるだけで、床掃除のたびに持ち上げる手間を減らせます。
私が観葉植物のスタンド選びで大切にしたいのは、鉢を支えられることと、日々のお世話を無理なく続けられること。おしゃれな見た目でも、受け皿が収まらなかったり、水やり後の重さに対応できなかったりすると、使いにくさが残ってしまいます。
この記事では、高さを出せるスタンドからスツール、キャスター台、収納付きワゴンまで12商品をご紹介します。あなたの鉢と暮らしに合う一台を、寸法や使い方から選んでいきましょう。
観葉植物の台は目的から選ぶ
観葉植物を置く台には、鉢を高く見せるもの、床に近い位置で動かせるもの、複数の鉢をまとめられるものがあります。まずは「何を楽にしたいか」を決めると、候補を絞りやすいですよ。
大型鉢には低いキャスター台
大きな観葉植物を床置きするなら、最初に検討したいのが低いキャスター台です。鉢の下を掃除したいときや、窓から少し離したいときに、鉢を抱えず移動しやすくなります。背の高い株にさらに高さを足す必要がない場合にも、取り入れやすい形です。
ただし、大型鉢だからキャスター付きなら何でもよい、というわけではありません。台の耐荷重に加え、鉢底や受け皿が収まる面積、床の状態、移動経路まで確認が必要。細長い鉢や枝葉が片側に広がる株は、重さが範囲内でもバランスに気を配りましょう。
低い台なら家具の隣にもなじませやすく、鉢カバーのデザインを見せられるのも魅力です。反面、台の下へ掃除機のヘッドが入るとは限りません。低いキャスター台は、鉢を動かして掃除するための道具と考えると、購入後の使い方を想像しやすくなります。
小型鉢には高さを出すスタンド
床に置くと家具に隠れてしまう小さな鉢には、脚付きのスタンドが向いています。葉を見やすい位置へ持ち上げられるので、ソファの横や明るい壁際に、植物のための小さな居場所をつくれますよ。
高さを決めるときは、台だけでなく「台の高さ+鉢と植物の高さ」で考えてください。スタンドの写真ではすっきり見えても、背の高い植物を載せると、葉が照明やカーテンに触れることがあります。座って眺めるのか、立って見る場所なのかでも、ちょうどよい位置は変わります。
つるが伸びる植物なら、下へ垂れる余白も大切です。ポトスなどを飾る場合は、葉先が床やキャスターに届かない位置を選びましょう。一方、横へ葉を広げる植物は、棚の段数を増やすより、一鉢をゆったり置ける天板のほうが扱いやすい場合もあります。
複数の鉢には棚やワゴン
小鉢が増えてきたら、段違いの棚やキャスター付きワゴンが候補になります。鉢を一か所にまとめると、お世話の道具を取りに行ったり、別々の場所を掃除したりする動作を減らしやすくなります。
ただ、棚があるからといって、すべての段を植物で埋めなくても大丈夫。上段の葉で下段が暗くなるなら、下には空の鉢や道具を置く使い方もできます。鉢同士が触れ合わず、水やりのときに一鉢ずつ出せる余白を残すほうが、長く使いやすいかなと思います。
ワゴンは、植物と道具を一緒に動かしたい人に便利です。選ぶ際は、全体の耐荷重だけでなく段ごとの上限も見てください。重い鉢を高い位置へ集中させず、取扱説明書の範囲で配置することが基本になります。
購入前に確認したい選び方
見た目の好みが決まったら、次は鉢との相性を確認します。商品写真の印象だけで判断せず、メジャーで測った寸法と、実際に載せるものの重さを基準に選びましょう。
耐荷重は水やり後を基準にする
台が支えるのは植物だけではありません。鉢、土、鉢カバー、受け皿、土に含まれる水を合わせた重さです。乾いた状態では軽く感じる鉢も、水やり後は重くなるため、排水を済ませた水やり後の総重量で考えるのが基本です。
持ち上げられる小鉢なら、使える範囲のはかりで確認できます。大型鉢は測るためだけに無理に持ち上げず、購入店に重量の目安を聞くなど、扱える方法を選んでください。重さがわからないまま、耐荷重ぎりぎりを狙う選び方は避けたいところです。
また、「静止荷重」は止めて載せた状態の条件を示す表示です。その数値を、そのまま段差を乗り越えるときの許容重量とは考えないでください。移動中は揺れや衝撃が加わるため、使える床や運び方も取扱説明書で確認しましょう。
鉢底と受け皿の実寸を測る
鉢の「号数」はサイズを考える出発点になりますが、台に載るかどうかは実寸で決まります。一般的に1号は直径約3cmが目安。ただし、鉢の口と底で幅が違ったり、鉢カバーや受け皿が外へ広がったりするため、号数だけでは判断できません。
平らな台に置く場合は、台と接する鉢底や受け皿の外寸を測ります。縁のあるトレー型は、商品の外径ではなく、内側の有効寸法が重要です。丸い天板に四角い受け皿を載せるなら、縦横だけでなく、角まではみ出さないかも見ておきましょう。
鉢を輪に差し込むタイプのスタンドは、さらに確認が必要。輪が鉢のどこを支える設計なのか、対応する鉢形状は何かを確かめてください。鉢の縁だけに無理な力がかかる組み合わせや、途中までしか収まらない状態で使うのは避けましょう。
素材と床の相性を見ておく
木や竹の台は、木製家具と合わせやすく、植物の緑をやわらかく見せたいときに選びやすい素材です。ただし、表面に塗装があっても、水をためてよいとは限りません。受け皿の裏に残る水滴まで拭き取り、濡れたまま放置しない使い方が向いています。
金属製は細い脚のデザインが多く、周囲の景色を隠しにくいところが魅力。こちらも、室内専用か屋外兼用かは商品ごとに異なります。塗装の傷や接合部の状態を見ながら使い、見た目だけで雨ざらしにできると判断しないでください。
床側では、キャスターの材質だけでなく、床材の取扱条件も確認したいですね。車輪に砂粒が付いていれば傷の原因になりますし、やわらかい床では荷重の跡が残る場合もあります。保護マットを使うときも、車輪が沈んだり端に引っ掛かったりしない組み合わせを選びましょう。
私なら、候補の台と同じ大きさに切った紙を床へ置いてみます。数字で見るより、通路への出っ張りや家具との距離がつかみやすいですよ。鉢だけでなく、葉が広がる分も空けておくのがコツです。
観葉植物スタンドおすすめ12選
ここからは、高さを出す台、移動に便利な台、収納付きの台を用途別に紹介します。同じシリーズでもサイズによって使い方が変わるため、サイズ違いは別商品として取り上げています。順位ではなく、鉢との相性で選んでください。
寸法や荷重は各メーカーの掲載情報に基づく仕様値です。価格や在庫、仕様は変更される場合があります。購入時は商品名とサイズを照合し、最新の説明書も確認しましょう。
| 商品 | 向いている使い方 | 確認するポイント |
|---|---|---|
| オリヴブラード 35cm | 一鉢に高さを出す | 天板と受け皿の寸法 |
| オリヴブラード 58cm | 小鉢を段違いに飾る | 皿の直径は各19cm |
| サッツマス 78cm | 竹と白で軽やかに飾る | 棚板1枚あたり最大5kg |
| サッツマス 70cm | 横に広げて鉢を並べる | 長さ84cmの設置場所 |
| ヴァニルストング 67cm | 木製の棚に鉢をまとめる | 木部の水濡れ対策 |
| スコグスタ スツール | 家具になじむ花台にする | 座面直径28cmと鉢底 |
| 薄型台車 タワー ラウンドS | 小さめの鉢を低く動かす | 直径26cm・静止荷重30kg |
| 薄型台車 タワー ラウンドL | 大きめの鉢を低く動かす | 直径37cm・静止荷重40kg |
| インテリア低台車 リン | 木の質感と移動を両立する | 直径32cm・静止荷重30kg |
| オーケルベール | 屋内外で鉢を動かす | 直径31cm・最大荷重35kg |
| タワーの2段スタンド | 高さと移動機能を兼ねる | 上段2kg・下段5kg |
| 目隠しプランターワゴン | 植物と道具をまとめる | 上段15kg・下段5kgの静止荷重 |
オリヴブラード35cm
IKEAの「OLIVBLAD オリヴブラード」35cmは、小さな観葉植物に高さを足したいときの候補です。ブラックのすっきりした形で、鉢を主役にしたい場所にも合わせやすい印象。商品番号は904.866.53です。
例えば、床ではソファに隠れてしまう鉢を、家具の端で見える位置へ持ち上げる使い方。白や素焼き色の鉢を合わせれば、台と鉢の輪郭も見分けやすくなります。複数段の棚ほど大きな植物コーナーをつくらず、一鉢から始めたい人に向いています。
キャスター付きではないため、頻繁に位置を変える大型鉢より、鉢を下ろしてお世話できる組み合わせが扱いやすいでしょう。購入前は天板の寸法と載せられる重さを確認し、受け皿が安定して収まることを優先してください。
オリヴブラード58cm
同じオリヴブラードでも、58cmタイプは高さの違う3枚の皿があるスタンドです。皿の直径はそれぞれ19cm、本体の直径は45cm。商品番号904.866.48で、小鉢を段違いに見せたいときに選びやすい形になります。
同じ背丈の鉢を横一列に並べるより、葉の重なりに変化をつけられるのが魅力です。ただし、皿は3枚とも同じ大きさなので、一番下だけ大きな鉢にする、といった使い方は実寸をよく確認しましょう。
室内・屋外兼用の製品ですが、室内では水滴が床に落ちない工夫が必要です。葉が大きく広がる株を詰めるより、鉢ごとに手を入れられる余白を残すほうがお世話しやすいはず。小鉢をまとめながら、足元を軽く見せたい場所に合います。
サッツマス78cm
IKEAの「SATSUMAS サッツマス」78cmは、竹の脚と白い棚板の組み合わせです。明るい木製家具や白い壁になじませたい人に向くデザイン。商品番号602.949.62で、直径19cmの皿が3枚付いています。
棚板1枚あたりの最大荷重は5kgで、室内専用です。総重量だけで考えず、それぞれの鉢が棚ごとの条件に収まるか確認してください。同じサッツマスの70cmタイプとは形も荷重条件も違うため、商品名だけで選ばないことが大切です。
段違いの配置を生かすなら、上段は葉が密集しすぎない小鉢にすると、下段の植物も見せやすくなります。窓からの光が各段に届くか、正面だけでなく横からも確認しましょう。棚の空きは、鉢を持ち上げるための手の通り道にもなります。
(出典:IKEA「サッツマス プラントスタンド78cm」商品情報)
サッツマス70cm
サッツマス70cmは、長さ84cm、幅28cmの横に広がるタイプです。商品番号は802.949.61。棚板1枚あたりの最大荷重は15kgと案内されており、78cmタイプとは別の設計になっています。
明るい壁際などに、複数の鉢を横へ展開したい場合に向いています。高さだけで鉢を重ねるより、植物同士の葉が重ならない位置を探しやすいところが魅力。ただし、鉢が載る幅と、植物全体に必要な幅は別に考えましょう。
購入前は84cmの長さを床で確かめ、カーテンや収納扉に干渉しないか確認してください。横長の台は、置いた後に動かすとなると鉢を下ろす手間も増えます。普段の定位置を決めて飾りたい人に、候補としておすすめします。
ヴァニルストング67cm
IKEAの「VANILJSTÅNG ヴァニルストング」67cmは、パイン材の棚とブラックの脚を組み合わせたスタンドです。長さ74cm、幅27cm、高さ67cmで、商品番号604.263.40。木の面が見える花台を探している人に合う一台です。
鉢の色をそろえて並べると、植物コーナーを家具の一部として見せやすくなります。小鉢をたくさん置く場合も、買った順に詰めるのではなく、葉が伸びる方向を見ながら間隔を取ってください。端の鉢が張り出す配置は避けましょう。
木製の棚なので、受け皿は必須と考えたいところ。棚の上を直接、水やりの作業台にするより、鉢を別の場所で給水・排水してから戻す使い方が向いています。鉢を持ち上げられる高さかどうかも、選ぶ前に確かめておくと安心です。
スコグスタの木製スツール
観葉植物の台にスツールを取り入れたいなら、IKEAの「SKOGSTA スコグスタ」も候補です。アカシア材を使った高さ45cmのスツールで、座面の直径は28cm。脚を含む幅と奥行きは各39cm、商品番号は003.054.78です。
木目のある家具と合わせやすく、専用の園芸用品とは少し違う雰囲気を楽しめます。ただし、本来は椅子なので、座面と受け皿の接地状態を確認してください。椅子としての試験荷重を、そのまま鉢の長期設置に対する保証と読み替えないことも大切です。
飾るなら、受け皿が座面内に収まり、手入れの際に下ろせる鉢との組み合わせが現実的。来客時に椅子へ戻したい場合も、鉢を移す場所を用意しておきましょう。水染みを防ぐため、受け皿の底が乾いているかも忘れずに確認してください。
タワーの薄型台車S
山崎実業の「薄型台車 タワー ラウンドS」は、直径26cm、高さ3.2cmの円形台車です。品番は10697・10698で、耐荷重は30kgの静止荷重。小さめの設置面で、鉢の移動をしやすくしたい人に向いています。
白と黒から選べるので、鉢カバーの色に近づければ台の存在感を抑えやすいでしょう。高さをほとんど足さずに使えるため、もともとの植物の見え方を大きく変えたくない場合にも候補になります。
気をつけたいのは、30kgという数字だけで選ばないこと。重さに対応できても、受け皿や鉢底が直径26cmの台に収まらなければ不向きです。床の段差やラグの縁が移動経路にないか確認し、平らな場所で使う計画を立てましょう。
タワーの薄型台車L
直径26cmでは置き面が足りないなら、薄型台車 タワー ラウンドLを比較してみてください。直径37cm、高さ3.2cmで、静止荷重は40kg。品番10695・10696の製品です。
大きめの鉢カバーを使う場合や、鉢の下を掃除するための移動を楽にしたい場合に向いています。キャスターが目立ちにくい形なので、観葉植物を床置きしたときの落ち着いた見え方を残しやすいところも魅力です。
一方、台が大きいほど通路へ出やすくなります。鉢の正面だけを見て収まると判断せず、周囲を歩いたときに足を引っ掛けないかも確認しましょう。40kgは静止荷重の表示であり、重い鉢を載せて段差を越えられるという意味ではありません。
(出典:山崎実業「薄型台車 タワー ラウンドL」仕様・サイズ)
リンの木製ラウンド台車
木の質感も楽しみたいなら、山崎実業の「インテリア低台車 リン ラウンド」が候補になります。直径32cm、高さ3.1cm、静止荷重30kgで、品番は10062・10063。本体には天然木積層合板が使われています。
鉢の周りに木の縁を少し見せると、フローリングや木製家具とのつながりをつくりやすいデザインです。台を完全に隠すより、インテリアの一部として見せたい人に合うかなと思います。ブラウンとナチュラルで、部屋に合う色も選べます。
表面にはウレタン樹脂塗装がありますが、水受けとして使う製品ではありません。受け皿からあふれた水や、鉢カバーの底の湿りは、その都度拭き取ってください。木の雰囲気を優先しつつ、水やりは別の場所で済ませたい人に向いています。
オーケルベールの移動台
IKEAの「ÅKERBÄR オーケルベール」プラントムーバーは、直径31cm、高さ5cmのキャスター付き台です。亜鉛メッキのスチール製で、最大荷重は35kg。商品番号705.371.68の室内・屋外兼用タイプです。
金属の素朴な風合いを楽しめるため、素焼き鉢や落ち着いた色の鉢とも合わせやすいでしょう。室内だけでなく屋外使用も検討したい人には、用途の表示がある点が選ぶ手掛かりになります。ただし、植物自体を屋外へ出せるかどうかは別の判断です。
屋外で使った台を室内へ戻すときは、車輪や底面の砂を落としてから。床を汚さないだけでなく、転がすときの傷を避けるためにも大切なひと手間です。玄関の段差などを、そのまま鉢ごと乗り越える使い方はしないでください。
タワーのキャスター付き2段
高さと動かしやすさを両立したいなら、山崎実業のキャスター付きプランタースタンド タワー 2段が候補です。品番4366・4367で、耐荷重は上段2kg、下段5kg。室内で使う製品になります。
小鉢を高い位置に見せながら、掃除の際にスタンドを動かせるところが便利です。ただし、上段の荷重は2kgなので、見た目が小さな鉢でも重い陶器製カバーを合わせるときは要確認。下段と上段の許容重量を取り違えないようにしましょう。
上下のトレー内寸は幅・奥行き各24.5cmと案内されていますが、支柱と植物の葉が干渉しないかも見ておきたいところ。高い位置に鉢があるため、移動はゆっくり行います。毎回大きく運ぶ用途より、近くへ少し動かす暮らしに取り入れやすい一台です。
目隠しプランターワゴン
山崎実業の目隠しプランターワゴン タワーは、植物を載せる場所と収納を一つにまとめたい人向けです。幅30cm、奥行き30cm、高さ29.5cm。品番は11082・11083で、静止荷重は上段15kg、下段5kgです。
ワゴンの向きを変えることで、下段の収納物を目隠しできる形になっています。上には観葉植物、下にはお手入れに使う小物という使い方なら、必要なものを近くに置きながら生活感を抑えやすいでしょう。
キャスターにはエラストマー素材が使われていますが、床に傷が付かない保証とは考えず、床材との相性を確認してください。収納する物の重量も合計に含め、移動前には転がりやすい道具を収めましょう。鉢だけを運ぶ薄型台車より、収納も兼ねたい人におすすめです。
おしゃれに置くためのコツ
台のデザインが決まったら、植物と家具を一緒に見て配置します。買い足す前に、置く高さと周囲の余白を変えるだけでも、見え方はかなり変わりますよ。
家具と素材や色を合わせる
迷ったときは、すでに部屋にある家具から一色拾うと合わせやすくなります。黒い照明やテーブルの脚があるなら黒いスタンド、明るい木の家具が中心なら竹やナチュラル色の台、といった考え方です。全部を同じ素材にする必要はありません。
鉢の形や色がばらばらな場合は、台を控えめなデザインにすると植物へ目が向きやすくなります。反対に、木製スツールなど台そのものを見せたい場合は、鉢の色数を抑えると落ち着いた印象に。主役を植物にするのか、台との組み合わせにするのかを決めてみましょう。
複数の台を置くなら、天板を全部同じ高さにそろえるより、葉の位置に少し差をつけると一鉢ずつ見えやすくなります。部屋全体との合わせ方は、観葉植物のおしゃれな飾り方とレイアウトのコツも参考にしてみてください。
明るさとお世話の余白を残す
見た目がよい場所でも、植物に必要な光が届くとは限りません。スタンドを選ぶ前に、昼間の置き場所を見ておきましょう。日陰に耐える性質がある植物も、光が不要なわけではありません。明るさは植物の種類に合わせて考えてください。
窓辺なら、カーテンを開け閉めするときに葉を巻き込まない距離が必要です。背の高い台に置くことでエアコンの風が直接当たる場合もあるので、床に置いていたときと環境がどう変わるかも確認しましょう。
鉢を置いた後は、じょうろを傾けられるか、受け皿を取り出せるか、葉の裏へ手が届くかを試してみてください。見栄えのために奥へ押し込むより、日々の小さな変化を見つけられる距離に置くほうが、お世話も続けやすくなります。
床掃除と水やりを楽にする使い方
観葉植物の置き台は、使い方まで決めておくと便利さを実感しやすくなります。水を受けるもの、鉢を支えるもの、動かすものを、それぞれの役割に合わせて使いましょう。
台を受け皿の代わりにしない
縁のある台でも、防水の受け皿として設計されているとは限りません。排水穴のある鉢には、用途に合う受け皿や鉢カバーを使い、余分な水を残さないようにします。台を置くだけで、床の水濡れ対策が完成するわけではないんですね。
持ち運べる鉢なら、水やりできる場所へ移し、十分に排水してから戻すと管理しやすくなります。大きくて動かしにくい鉢は、その場で受け皿の水を取り除ける道具や手順を用意しましょう。無理に傾けて水を捨てようとしないことも大切です。
戻す前には受け皿の裏、台の天板、床を確認してください。上から見えない場所に水滴が残ることもあります。水やりの間隔は台の素材で決めず、植物の種類や季節、土の乾き具合に合わせて調整しましょう。
移動経路から段差をなくす
キャスターは平らな床では動かしやすくても、ラグの端や敷居では止まることがあります。そのまま押すと、台だけが引っ掛かり、上の鉢が傾く原因に。動かす前に、コードや小物も含めて経路を確認してください。
植物の幹や葉を持って引くのではなく、製品の説明書に沿った箇所を使ってゆっくり動かします。上段に小物があるワゴンは、落下しそうなものを先に下ろしましょう。鉢と台が別々に動きそうな状態なら、載せたままの移動を中止してください。
掃除のついでに脚や車輪を確認
床を掃除するときは、台の状態も一緒に見ておくと変化に気づきやすくなります。車輪に絡んだ髪の毛やほこり、脚のがたつき、ねじの緩み、天板の傷みなどが確認したい箇所です。お手入れは、鉢を安全に下ろしてから行ってください。
植物が育ったり、鉢カバーを替えたりしたタイミングにも見直しが必要です。購入時には収まっていた鉢が、植え替え後は受け皿ごとはみ出すこともあります。台を買ったときの条件が、ずっと続くとは考えないほうがよいでしょう。
子どもやペットが触れる場所では、高さを足すだけで対策を済ませないことも大切。葉を引っ張る、台に登る、ぶつかる可能性を含めて置き場所を選んでください。背の高い台を使うことより、接触しにくい配置を優先したいですね。
購入前の疑問を解消しよう
最後に、観葉植物のスタンドや台を選ぶときによくある疑問をまとめました。今ある家具を使いたい場合や、通販で購入する場合の判断にも役立ててください。
観葉植物の台に関するFAQ
Q1. 観葉植物は床置きのままでも大丈夫ですか?
A. 植物に合う環境と安定した置き場所があり、水濡れや床との接触に配慮できれば、必ず台が必要なわけではありません。鉢の下を掃除するのが大変、小さな株が家具に隠れるといった不便があるなら、台を取り入れる意味があります。まずは今の置き方で困っている動作から考えてみてください。
Q2. 家にあるスツールを置き台にできますか?
A. 平らな座面に受け皿が収まり、用途や荷重条件に問題がなければ候補になります。ただし、座面が曲面のもの、クッション付き、がたつきがあるものは鉢を安定させにくいため避けましょう。水濡れへの対応も確認し、条件が判断できない場合はメーカーへ問い合わせるか、植物用の台を選んでください。
Q3. キャスター台とワゴンはどう選び分けますか?
A. 一鉢を床に近い位置で動かしたいなら低いキャスター台、鉢とお手入れ道具をまとめたいならワゴンが候補です。ワゴンは段ごとの荷重と収納物を含む重さも確認してください。植物をたくさん載せたい場合は、数が収まるかだけでなく、それぞれに光が届き、一鉢ずつ取り出せるかが判断のポイントになります。
Q4. 安価な台や100均の商品でも使えますか?
A. 価格だけでは判断できません。植物用かどうか、耐荷重、天板の寸法、使える場所を確認し、条件に合う小鉢で検討しましょう。荷重表示のない飾り台へ重い鉢を載せるのは避けてください。また、家具に貼り付けるだけのキャスターを追加しても、その家具全体が移動用の台として使えるとは限りません。
Q5. 通販では何を比較して購入すればよいですか?
A. Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどでは、商品名に加えて品番とサイズをそろえて比較してください。本体価格だけでなく送料、販売元、配送予定、返品条件まで見ると判断しやすくなります。IKEA製品などは販売店によって価格や対応が異なるため、公式販売価格との違いも確認しましょう。写真が似ていても、別サイズの仕様を参照しないよう注意してください。
鉢に合う台で飾りやすくしよう
観葉植物のスタンドは、見た目とお世話のしやすさをつなぐ道具です。大型鉢なら低いキャスター台、小型鉢なら高さを出せるスタンドを出発点にすると、使う場面を想像しやすくなります。
重要ポイント
- 耐荷重は鉢や土、カバー、水を含めた総重量で確認する
- 号数だけで判断せず、鉢底と受け皿の実寸を測る
- 大型鉢の移動には低い台、小鉢の見せ方には高さのある台を検討する
- 水濡れ対策と移動経路を決めてから設置する
まずは、あなたの鉢の受け皿を測るところから。置ける大きさがわかれば、候補はぐっと選びやすくなります。眺めてうれしく、掃除や水やりにも手が伸びる。そんな一台を見つけてくださいね。